ものがたり

「菓子のやまがた」 山形 芳彦さん

菓子のやまがた

茨城県常陸太田市里美地区の中心部、折橋地区の国道沿いにある“菓子のやまがた”。ご主人の山形芳彦さんは、商業高校を卒業後、東京にある専門学校で洋菓子づくりを学びました。その後、県内にある洋菓子店で修業を積み、地元の里美に戻ってきたのがちょうど25歳のとき。父親が経営していた和菓子店で10年ほど学び、36歳になるときに現在の場所でご自身の洋菓子店をスタートさせました。

菓子のやまがた

“菓子のやまがた”があるのは国道349号線の折橋交差点のすぐそば。平仮名で“やまがた”と書かれた看板とレンガ造りの建物が目印です。営業は午前8:30〜夕方18:00ごろまで。店舗の前に専用駐車場があります。

菓子のやまがた

店内のショーケースに並んでいたのは、ロールケーキやフルーツケーキ、プリンなどの洋菓子の数々。カラフルで見た目にもおいしそうなお菓子たちは、食べるのがもったいないようなものばかり。

菓子のやまがた

店内奥の棚に並べられていたのは、クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子。一つひとつ小分けになっているものをはじめ、袋詰めのパックもあるので、ちょっとしたプレゼントやおみやげにもよいのではないでしょうか。

菓子のやまがた

レジ横の棚に置かれていたのは、山形さんのご両親が現在もつくっているという、“里美まんじゅう”や“あんドーナツ”などの和菓子。ほどよい餡の甘さが特徴で、こちらの店舗のほか、地域の温泉施設“ぬく森の湯”の売店などでも購入することができます。

菓子のやまがた

山形さんの一日が始まるのは早朝の4時。店に入るとオープンの8時半まで4時間ほどかけて、その日の仕込みやお菓子の焼きに集中します。

お菓子づくりにおいて、一番気をつけていることをお聞きすると、
「やはり気温とタイミングですね。このあたりは、冬場は0度前後になるし、夏場は30度を越えるんです。だから、季節ごとに生地の温度やオーブンの温度を変えているんです」と、ほぼ即答でお返事が。使用する卵一つひとつの黄身と卵白の大きさの違いについても、気を使っているという。

菓子のやまがた

続けて、仕事のやりがいを伺ってみると、
「お客さんにおいしいって言っていただけるのは、もちろん嬉しいですよ。昔からお店に来てくれて買ってくださる方。祖父の代からずっと変わらずに応援してくださる方。そういう気持ちは、純粋に力になりますよね」と、照れくさそうに話す山形さん。

菓子のやまがた ロールケーキ

なかでも購入するお客さんが多いという、素朴でどこか懐かしい味が楽しめる “ロールケーキ”。1本780円の通常のプレーンはもちろん、チョコレートのロールケーキもおすすめです。毎年12月〜5月初旬にかけては、イチゴのロールケーキも購入可能。使用するイチゴは県内の鉾田市にあるこだわりのイチゴ農家から直接仕入れています。

そのほか、栗やフルーツなどを使ったロールケーキに関しては、山形さんの気分次第で種類を変えたりしているそうです。(笑)

菓子のやまがた

山形さんがつくるロールケーキは、甘すぎないクリームと柔らかなスポンジのバランスが絶妙で、ほろ苦いコーヒーとの相性も抜群。里美地区にお越しの際は、是非購入してみてはいかがでしょうか。1人用にカットしたサイズもあるので、ご自宅用はもちろん、おみやげにも大変おすすめ。

“たまに食べるお菓子で、少しでもホッとした時間を過ごしてもらいたい”山形さんのそんな想いが込められたお店です。

 

■菓子のやまがた
住所:茨城県常陸太田市折橋町637-3
アクセス:国道349号線折橋交差点すぐ
営業時間:8:30~18:00ごろまで
TEL:0294-82-2966

2016年07月20日 水曜日

里美でつくる人